なぜ、病院の目標は「浸透しない」のか
病院経営の現場では、しばしば「ビジョンや目標が現場に伝わらない」「掲げた数値が絵に描いた餅に終わる」といった声が聞かれます。経営層が中期ビジョンや経営改善計画を策定しても、現場が自分ごととして動かなければ成果には結びつきません。
このギャップの要因は大きく3つに集約できます。▼目標の背景や意図が現場に伝わっていない▼現場が目標設定に関与しておらず、納得感がない▼数値や進捗が可視化されておらず、動機づけが続かない―つまり、目標の設計段階から経営と現場が「融合」していなければ、実行力ある改善活動にはなりません。
今回は「病院ダッシュボードχ」を経営層と現場をつなぐ“対話のプラットフォーム”としてご利用いただくヒントをお伝えいたします。
トップダウン×ボトムアップの「融合」こそが成功の鍵
では、どのようにすれば経営層の構想と現場の実行をつなげられるのか。その答えが、「融合型目標設計」です。(図1)
この両者をつなぐハブとして機能するのが、「病院ダッシュボードχ」です。
図1 融合型目標設計イメージ

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