経営が厳しい今こそできる増収対策~薬剤部門の強化~

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4月に入職した方々が新しい業務を覚えるのに精一杯の期間だったと推測する新年度がスタートして3か月が経過した。Leap Journalでは、これまで繰り返し病院経営の厳しさをお伝えしてきたが、今回は、薬剤師の取り組みについて紹介する。

多くの病院では、薬剤師を十分に配置することができず、日々の業務が忙しい中で加算の取り組みまで向き合うことが難しい環境にある。一方で、一部の病院薬剤師からは『自分の給与分くらいは患者指導で稼ぐ』という意識の元、業務調整をしながら指導時間を確保している実例を耳にする。ベンチマーク分析で立ち位置を振り返りながら、今一度現在の状況を可視化し、取り組みが強化できないかを振り返ってみていただきたい。

<分析条件>
・データ期間:2024年6月~2025年5月
・対象病院数:1,109病院(急性期一般入院料、地域一般入院料算定)
・図表1・2薬剤管理指導料:分母・全症例
・図表3・4・5薬剤管理指導料:分母・予定入院症例
・図表6ハイリスク薬:分母・ハイリスク薬投与症例
・図表7退院時薬剤情報管理指導料:分母・退院時処方算定症例

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