診療報酬の中には病床機能に応じて、加算や特定入院料という形で金額がプラスされる病床が存在し、一般病床よりも症例当たりの単価が高くなることから、いかに高単価病床を高稼働させるかが重要になってくる。今回は病床規模や病院機能に…
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新設「栄養情報連携料」の算定状況に大きな格差 算定最適化への院内フロー構築を
2024年度診療報酬改定は、入院基本料通則に明記されている栄養評価の重要性が改めて認識されただけではなく、医療と介護における栄養情報連携を推進する観点から「栄養情報連携料」が新設されている。今回は、「栄養情報連携料」を通…
疾患別リハビリテーション料の実施者別区分 算定状況速報
24年度診療報酬改定で「疾患別リハビリテーション料の実施者別区分」が創設された。今回は「疾患別リハビリテーション料の実施者別区分」にスポットを当て、どの職種がどの疾患にどのくらいのリハビリを実施しているかを可視化する。他…
改定後の動向を振り返る ~高齢者救急・感染症関連項目~
2024年度診療報酬改定が6月に施行されてから数か月が経過した。 今号では、救急・感染症関連で新設された3つの項目「救急患者連携搬送料」「協力対象施設入所者入院加算」「特定感染症入院医療管理料」を取り上げ、これらの項目の…
診療報酬改定による副傷病対策
2024年度の診断群分類は3,248コード数が設定されており、そのうち副傷病があるコードは255コードとなっている。2022年度での副傷病コードは1,381だったが、今回、脳梗塞、肺炎(CCPマトリックス)の見直しにより…
薬剤総合評価調整加算、算定率1割以下95% 診療報酬改定対応:ポリファーマシー対策
2024年度の診療報酬改定では、高齢者の「多剤併用問題(ポリファーマシー)」への対策がまた一歩進んだ。薬剤変更を評価する「薬剤総合評価調整加算」(退院時100点)の算定状況を分析した結果、算定率が10%を下回る病院は95…