特別食加算算定UPの食種類別アプローチ

DBχワンポイントレッスン用見出し

入院患者に対して、栄養管理の観点から提供される特別食。病態に応じた制限食の提供は、退院後の栄養管理指導的な意義も含まれます。病院ダッシュボードχで特別食加算の算定率を分析すると、医療機関によって取り組みが大きく異なることが分かります。既に算定UPの取り組みをされている医療機関も多いと思いますが、どこから手をつけてよいのかわからない、なかなか成果が上がらないという病院も多いのではないでしょうか

今回は、特別食加算算定のUPに向けて、病院ダッシュボードχの「チーム医療plus」機能で食種類別の分析アプローチをご紹介します。

【全症例対象の特別食加算算定率ベンチマーク(2020年4月~2021年3月)】
全症例対象の特別食加算算定率ベンチマーク

STEP1:特別食加算算定対象症例を確認しよう。

まずは、特別食加算の算定対象症例を確認しましょう。

特別食加算は、入院時食事療養(Ⅰ)又は入院時生活療養(Ⅰ)の届出を行った保険医療機関において、患者の病状等に対応して医師の発行する食事箋に基づき、1食単位で1日3食を限度として算定することが出来ます。ただし、市販されている流動食のみを経管栄養法により提供した場合は算定できません。対象は、胃潰瘍食や高脂血症食、糖尿食、貧血食など、食種が定められていますが、病院によって分類や呼び名が異なることがあります。

病院ダッシュボードχのチーム医療plusでは、各病院の特別食算定状況から、算定対象となりうる疾患および食種を定義しています。このリストは病院ダッシュボードχのマニュアルからも確認できますので、ぜひご確認下さい。

【病院ダッシュボードχ食種類別特別食加算対象疾患一覧】
病院ダッシュボードχ食種類別特別食加算対象疾患一覧

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