2年に一度の診療報酬改定において、何らかの評価が見直される項目として褥瘡があげられる。2018年度改定では褥瘡ハイリスク患者ケア加算の対象患者に「皮膚に密着させる医療関連機器の長期かつ持続的な使用が必要であるもの」が追…
褥瘡予防、治療の重要性と褥瘡ハイリスクケア加算算定状況比較

2年に一度の診療報酬改定において、何らかの評価が見直される項目として褥瘡があげられる。2018年度改定では褥瘡ハイリスク患者ケア加算の対象患者に「皮膚に密着させる医療関連機器の長期かつ持続的な使用が必要であるもの」が追…
2018年度の診療報酬改定では、「周術期等口腔機能管理」の加算対象手術が拡大し、医科歯科連携がより重要となった。本加算は、周術期に適切な口腔ケアを行うことで、誤嚥性肺炎などの術後感染の減少や、化学療法中の口腔粘膜炎の軽…
厚生労働省が毎年公開するDPCデータの誤嚥性肺炎患者の増加に伴い、摂食嚥下障害の患者は年々増えている。今回の改定では、摂食嚥下障害の患者に対して、多職種チームによる効果的な介入を推進するため、摂食機能療法かかわる加算の…
2020年度機能評価係数IIの他病院係数内訳については、例年DPC評価分科会で公表されるため6月を待たなければならない。本紙を分析、執筆している5月段階においては全病院の機能評価係数II情報が揃っていないため詳細比較は…
2020年度改定内容がスタートする中、収益インパクトの要であり入院基本料を決定する「重症度、医療・看護必要度」の見直しはどの医療機関でも注視していることだろう。今回は、改めて見直しの全体像を把握すると共に、特に評価日数…
いよいよ今月から2020年度診療報酬改定の内容が反映された新制度がスタートした。各病院とも3月はシステム的な準備に追われ、今後も引き続きDPCデータ等の対応が必要と推察している。本稿では今回の診療報酬改定の目玉の一つで…