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褥瘡ハイリスク患者ケア加算

褥瘡ハイリスク患者ケア加算(入院中1回、500点)は、新設から20年が経ちその間に対象患者の範囲も少しずつ拡大してきた。今や診療報酬の中で定着した加算である一方、長年の運用により算定が形骸化してしまい、本来褥瘡ケアが必要…

2024年度改定がもたらす緊急入院患者の重症状態分類変化

救急医療管理加算は、一般病棟等での重篤な救急搬送患者の受け入れに対し、初期対応の充実度を評価している。従前より「入院時に重篤な状態」への評価基準について検討されてきたが、2024年度の診療報酬改定では、「救急医療管理加算…

24年度改定後、4割の病院で身体的拘束が増加

身体的拘束は患者の尊厳と安全の両立という観点から、近年その適正化が強く求められている。2024年度の診療報酬改定では、DPCデータの様式1に「身体的拘束日数」の項目が新設された。入力は任意ではあるが、機能評価係数Ⅱの評価…