重症度、医療・看護必要度
C項目から自院の立ち位置を把握しよう!

leapJ_tokusyu

 2020年度改定内容がスタートする中、収益インパクトの要であり入院基本料を決定する「重症度、医療・看護必要度」の見直しはどの医療機関でも注視していることだろう。今回は、改めて見直しの全体像を把握すると共に、特に評価日数が大きく拡大したC項目の傾向を紹介する。

 今回の改定で、重症度、医療・看護必要度は、大きくは評価項目・判定基準、該当患者割合施設基準の両面から見直しがなされた(図表1、図表2)。

評価項目・判定基準

 先の18年度改定で認知機能に関する評価が高まったが、今回、その基準が除外。さらに免疫抑制剤の内服薬が評価項目から除外された。これにより、内科系病院には非常に厳しい見直しとなった。
 一方で、救急症例や手術症例に対する評価は拡大している。これは手術と救急の充実が今後の急性期病院に求められるという明確なメッセージに他ならない。今まで以上に集患対策が重要になったということだ。

【図表1】入院の必要性に応じた重症度、医療・看護必要度の見直し


【図表2】重症度、医療・看護必要度の評価項目の見直し

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