病院ダッシュボードχ TOP画面解説 急性期KPI(key Performance Indicator)機能について

DBχワンポイントレッスン用見出し

ポストコロナ環境下、厳しい病院経営の中でKPI(Key Performance Indicator)という単語を耳にする機会が増えた方が多いのではないでしょうか。病院全体の目標達成に向けてKPIの設定は非常に重要です。GHCでは数多くのコンサルティング実績から急性期病院が病院経営を安定的に継続するために注目すべきKPIを定義し、自動で計算しています。また、他病院との比較により当院の立ち位置についても可視化しています。今回のワンポイントレッスンでは、「病院ダッシュボードχ(カイ)」のTOP画面に搭載されている急性期KPIの機能についてご紹介致します。

KPIとKGI(Key Goal Indicator)について

KGI とは重要目標達成指標のことであり、KPIは目標達成のために必要な主要かつ重要な業績指標のことを指します。これらはいずれも定量的で計測可能なものであることが重要です。例えば「収益をアップさせる」をKGIとしてしまうと、KPIである患者数や診療単価も「とにかく増やす」ことが目標になってしまい、どうなればKGIやKPIが達成されているのかがわからなくなってしまうからです。そのため、KPIの設定は「データ」を基とすることが望ましいです。

KPIとKGI(Key Goal Indicator)について

KPIを設定する際に必要なポイント~SMART~

KPIの設定は定量的であることに加えて、下記の5つの項目を満たしていることが重要です。「データ」を基に目標を定めることで下記の点も抑えやすくなります。

✓ Specific:明確な
 目標を達成したかどうか、誰が見ても分かるような明確なもの
✓ Measurable:測定可能な
 数字で表現できるものや測定結果が数値化しやすいもの
✓ Achievable:達成可能な
 手を伸ばせば達成可能な項目(担当部門の評価につながりやすい項目)
✓ Relevant:適切な
 目標との関連付けを適切にする
✓ Time-bound:期限を定めた
 期限設定をすることで、行動に現実性と具体性が生まれる

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