【ケーススタディ◆大腿骨頸部骨折】 平均在院日数上位20病院が実施、 失敗しない退院調整の共通項

leapJ_tokusyu

新型コロナウイルス感染拡大から2年。そろそろコロナ前の患者を取り戻すため、「集患を強化しなければ」と考えている病院も少なくないのではないだろうか。

集患の強化を考える際、周辺医療機関との前方連携と合わせて検証すべきは、後方連携の状況だ。後方連携に問題があれば、円滑な退院調整が進まず、せっかく集めた患者を円滑に入院させることができない。

今回は、円滑な退院調整をテーマに、非常に症例数が多い「大腿骨頸部骨折」を取り上げる。平均在院日数(ALOS)で上位20病院における退院調整の状況をデータで確認していくと、ある共通項が浮かび上がってきた。

<分析条件>
データ期間:2021年10月~2022年9月退院症例
対象施設数:835病院 52,953症例
DPCコード:160800xx01xxxx股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等
対象症例が1症例以上ある施設を対象とする。
除外条件:DPC外病棟へ転棟した症例

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