病院ダッシュボードχZERO 第1弾リリース!!

DBχワンポイントレッスン用見出し

「Leap Journal」を運営しているグローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHC)は12月5日(月)、ついに病院の経営改善を支援する無料ツール「病院ダッシュボードχ(カイ) ZERO(ゼロ)」をリリースしました。

「病院ダッシュボードχ ZERO」の利用条件について、「既存の『病院ダッシュボードχ』契約病院に限られるのか」との問い合わせを多数いただいていますが、希望されるすべての医療機関に対して無料でご利用いただけます。11月21日の告知号で紹介した通り、新型コロナウイルス感染症拡大「第8波」到来のニュースも流れる中、すべての医療機関にエールを送りたいためです。本稿では「病院ダッシュボードχ ZERO」の特徴をご紹介します。

STEP0:TOP画面が見やすく、分かりやすくなりました

「病院ダッシュボードχ ZERO」の特徴は大きく3つあります(下表 ※病床機能報告は今春搭載予定)。まずはTOP画面の充実について解説します。

「病院ダッシュボードχ ZERO」の特徴

これまで「病院ダッシュボードχ」のTOP画面は1パターンで固定されていましたが、「病院ダッシュボードχ ZERO」のリリースを機に、病床機能別や外来診療などTOP画面で閲覧可能になります。今回のリリースでは、これまでのTOP画面に加えて「急性期指標(DPC病棟)」「外来指標」「地域連携指標(紹介、逆紹介データ)」の3パターンが追加されました。なお、これまでの「病院ダッシュボードχ」のTOP画面は、「病院成績表」という表記に名称変更されています。第2弾リリース以降は「地域包括ケア病棟」「回復期リハビリテーション病棟」に関する指標が加わります。

「病院ダッシュボードχ」の使用目的は、瞬時に課題を明らかにするとともに、毎月の経営状況を把握することです。取り組みを強化している項目が定量的にどう変化したかをしっかりモニタリングできるように、機能を充実させました。

▼TOP画面(急性期)

リニューアルによりこれまでの8項目から12項目へと指標が増えるとともに、対前年同月、対前年、比較病院数の中の順位数が明記されました。

TOP画面(急性期)

▼TOP画面(外来)

外来EFデータを用いて、収益や日数、1,500円未満割合表示など地域への逆紹介推進を意識した指標になっています。

TOP画面(外来)

▼TOP画面(地域連携)

ベース機能として搭載していた地域連携分析も、TOP画面で概要を確認できるようになりました。地域医療機関との関わりを強化するために、紹介や逆紹介件数は毎月の指標として是非定点観測して頂きたい項目です。

TOP画面(地域連携)

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