2020年度診療報酬改定後 改定対応状況比較 (栄養関連加算)

leapJ_tokusyu

 20年3月号のリープジャーナルでも、20年度診療報酬改定の栄養関係加算について取り上げ、入院時スクリーニングが栄養指導につながっているかを評価するため、入院時支援加算算定有無での栄養指導実施状況を分析した(詳細はリープジャーナル20年3月号参照)。診療報酬改定から半年が経過し、新型コロナ感染症への対応で改定対応が遅れた施設もある中で、栄養関係に絞り新設加算への算定状況を分析した。

分析条件

データ期間:2020年4月~2020年9月退院症例 
対象施設数:820病院
対象症例:以下要件を満たす症例
-DPC病棟に入院した症例

病床規模に関係なく3~4割の病院で栄養情報提供加算の算定が行われている

 栄養情報提供加算は、入院栄養食事指導料を算定し在宅担当医療機関等の医師か管理栄養士に対して入院中の栄養管理に関する情報を提供した際に算定ができる。病床規模別に算定施設割合を見ると、3~4割の病院で算定が始まっている(図表1)。

図表1 栄養情報提供加算 病床規模別 算定施設割合
図表1 栄養情報提供加算 病床規模別 算定施設割合

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