マイナス0.84%の厳しい改定率だった2016年度診療報酬改定。新制度スタートから半年が経過した。厚生労働省に7月~9月までのデータ提出が済んだ今回は、2016年度上半期の状況を振り返る手順をお伝えする。 全体俯瞰から…
CATEGORY ワンポイントレッスン
「看護必要度分析」大幅リニューアル、C項目など新制度、データ修正やベンチマークに対応
次世代型病院経営支援ツール「病院ダッシュボード」の新機能「看護必要度分析」が2016年度制度に対応した。これにより、新制度のA項目やC項目での分析が可能になった。ベンチマーク分析や「Hファイル」でのデータ提出にも対応し…
「病院指標」スタート、改めて「データ分析による経営・診療の質改善」を
10月より各病院から「病院指標」が公表される。この指標は、機能評価係数IIの保険医療係数の一つとして、今年度より新設された指標だ。厚生労働省から指定された指標は以下の7つになる。 (1)年齢階級別退院患者数 (2)診断…
新設加算やDPC疾患別分析など16年度制度で分析可能に、各種機能をバージョンアップ
2016年度診療報酬改定を経て、各病院による2016年4月以降のデータ提出が始まった。「病院ダッシュボード」でも順次、改定に対応したバージョンアップを進めている。7月のバージョンアップでは、2016年度制度でのDPC疾…
「収益横ばい、費用増大」の現状どう改善すべきか ~財務分析機能の活用事例(後編)~
6月号の病院ダッシュボード ワンポイントレッスンでは、自院の昨年度までの経営状況をどのように振り返れば良いか、A病院の損益計算書から得られる考察を基に一例を示した(関連記事はこちら)。7月は、後編として、貸借対照表と損…
「収益横ばい、費用増大」の現状どう改善すべきか~財務分析機能の活用事例(前編)~
2015年度の決算が確定した医療機関も多いことだろう。コンサルタントとして全国の病院の財務状況を俯瞰すると見えてくるのが、多くの病院が「収益横ばい、費用増大」の厳しい状況の中で悪戦苦闘しているということである。6月号の…