いよいよ6⽉から2024年度診療報酬がスタートしました。診療報酬改定対応は新設項⽬に⽬が⾏きがちですが、DPCコードの制度設計も合わせて変更されるため、クリニカルパスを⾒直す絶好のタイミングでもあります。
クリニカルパスは、医療の標準化・効率化を促すとともに患者への情報提供やバリアンス分析の視点から医療の質向上に効果的なツールです。また、医療資源投⼊の適正化がコスト削減や業務負担軽減といった病院経営改善の視点でも注⽬されます。
すでに多くの病院で導⼊されていますが、⼀⽅で「利⽤率が低い」といった課題を抱えている病院も少なくないでしょう。クリニカルパスの利⽤率を維持・向上するためには、定期的な⾒直しと周知が不可⽋です。
今回のワンポイントレッスンでは、先⽇リリースされた2024 年度診療報酬改定対応版「病院ダッシュボードχ（カイ）」を活⽤したパス⾒直しの進め⽅についてご紹介します。
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