2023年を迎えましたが、引き続き新型コロナウイルス感染症が病院運営に大きな影響を与える状況が続き、病棟閉鎖や連携先の受け入れ状況の変化により難しいベッドコントロールを強いられています。そんな中でも後方連携をスムーズに行い、新規患者を積極的に受け入れる取り組みを継続していかなければなりません。
年初のワンポイントレッスンでは、22年12月にリニューアルした「病院ダッシュボードχ(カイ)」の「地域連携分析」を用いた戦略的な逆紹介分析についてご紹介します。
今回の新機能は、「逆紹介分析」に「在院日数分析」ができるようになったことです。ベッドコントロールを円滑に行うためには、効率的な逆紹介を行う必要があります。流れのままに逆紹介を行うと、「もっと早期に転院できるはずだが調整が遅れてしまった」「受け入れ先を探せず転院できない症例が発生した」など、転院のタイミングを逃してしまう可能性があります。逆紹介を戦略的に行うことで円滑なベッドコントロールを実現させましょう。次の3ステップで逆紹介分析をすすめていきます。
STEP1:逆紹介症例について疾患別に在院日数を他院と比較する
STEP2:どの分類の施設に患者を逆紹介しているかを他院と比較する
STEP3:エリア別に逆紹介症例の在院日数を確認する
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