1入院当たりの診療報酬を包括払いにする米国の「DRG/PPS」が事実上、国内に部分導入されつつあり、国内の「DRG化」が確実に進行している。診療報酬の大半が入院初日に支払われるDPCの点数設定「D方式」(GHCでは、隠…
【緊急レポート】「短手3」分析で見えた次期診療報酬減の可能性、全体最適化の視点不在では「経営・医療の質」低下も

1入院当たりの診療報酬を包括払いにする米国の「DRG/PPS」が事実上、国内に部分導入されつつあり、国内の「DRG化」が確実に進行している。診療報酬の大半が入院初日に支払われるDPCの点数設定「D方式」(GHCでは、隠…
2016年度診療報酬改定から3か月が経過し、7対1入院基本料算定要件引き上げ、各種加算算定への対応が進んでいる。「今回の改定は何とか乗り切れそうだ」ではなく、これから1年半は医療だけでなく、介護連携にも向き合い、18年…
2016年度診療報酬改定は、DPC制度開始から8度目の改定だった。今回もDPC制度の特徴である期間I、II、IIIの日数設計とその日当点の変更があった。今改定の特徴は、期間IIIの日数が30の倍数に延長されたことである…
平均在院日数の短縮は、DPC対象病院にとって重要な経営指標の一つである。収益に大きな影響を与えるほか、医療の質も向上させられる一方、平均在院日数の短縮に向けた経営努力は多大だ。貴院はこの経営努力によるインパクトを、最大…
ここ数年、DPC病院にとって、係数をいかに高めていくかは最重要課題の一つである。係数は、DPC病院の経営を大きく左右する包括評価部分の収益を決める重要因子だからだ。特に、「収入補填の梯子」である「調整係数」から置換され…
急性期病院が2016年度診療報酬改定でまず押さえるべきは、DPCコードの変更点を正確に理解することだ。「コードを制する者、DPCを制す」である。特に、副傷病名の記載の有無は重要だ。例えば、急性心筋梗塞で副傷病名の記載漏…