第16回Cancer Quality Initiative(CQI)研究会 8/26開催！
「がん診療連携拠点病院等」の皆様、ご参加をお待ちします

がん診療連携拠点病院等214病院が会員

CQI研究会は2007年、がん医療の質向上を目指す有志施設が設立しました（CQI研究会の紹介ページはこちら、世話人一覧は以下）。現在、がん診療連携拠点病院等からなる会員は2023年3月現在で214施設（会員一覧はこちら）です。

研究会では、医療ビッグデータ（DPCデータの入院・外来データ等）を用い、“参加施設実名公開”の形で、すべてのがん種別において診療プロセスを比較・分析することで、 “がん医療の均てん化”を目指しています。2021年のCQI研究会はこちら。

参加病院は、国指定の「地域がん診療連携拠点病院等」のほか、都道府県指定の「がん診療連携協力病院」や「がん診療連携指定病院」などとなります。

なお、CQI研究会の企画・運営・分析はグローバルヘルスコンサルティング・ジャパン（GHC）が担っています。

CQI研究会で得られる情報の価値

テーマは大きく3つあります。

１） がん診療分析ツール「Cancer Dashboard」の実名ベンチマーク
自・他病院の違いが分かる

分析項目は下記で、診療プロセスや経営指標のデータ分析結果が、全てのがん種で分析が可能です。本分析ツールは年間を通して無償で提供されます。

下記の形で自院は赤字で表示され、他病院とともに実名で分析されます。

２） 前立腺がんなど、がん種別に内視鏡手術支援「ロボットの手術」動向分析

前立腺がんなどがん種別に内視鏡手術支援ロボット手術の動向を分析します。そして、がん領域における今後のロボット手術の役割と貢献を議論します。

３） コロナのがん診療への影響分析

コロナ第1～7波別の悪性腫瘍への影響や、悪性腫瘍における「患者居住地―入院病院間距離」「Stage」「患者層」「がん種別死亡率の変化」「診療内容」等に関する変化を分析。過去GHCが行ったコロナ関連のデータ分析は『医療崩壊の真実』にまとめてあります（参考『「病床逼迫のなぜ」示す深刻な専門医配置のミスマッチ』『【序章全文公開】コロナ禍のデータが暴いた医療資源の「分散」』）。

「医療の質と経営の質を担保しながら“働き方改革”への挑戦」セミナー

また、同日10時半より、GHC特別セミナー「医療の質と経営の質を担保しながら“働き方改革”への挑戦～実証データから見える、明日からできる対応～＜医師編＞＜メディカルスタッフ編＞」をCQI会員限定で開催します。

こちらも、ぜひご参加ください。

以下、研究会の案内です。