
全国自治体病院協議会が12月に公表した昨年度(2023年度)上半期(4-9月)と今年度(2024年度)上半期とを比較すると、医業収益は「1.8%増加」したものの、医業費用はそれを上回る「3.5%増」、つまり増収減益という状況で、より一層の厳しい経営状況が浮き彫りになった(詳細は、Gem Med自治体病院の経営状況は2023年度の「10.3%の赤字」から2024年度には「14.5%の赤字」に悪化し、危機的状況—全自病・望月会長 | GemMed | データが拓く新時代医療を参照)。
今月号は、入退院支援部門が中心となっている入退院支援加算の算定について取り上げ、今一度、病院内でできる医療の質向上と増収対策について考えたい。
<分析条件>
・データ期間:2023年11月~2024年10月
・対象病院数:1,117病院
・データ期間:2023年11月~2024年10月
・対象病院数:1,117病院
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