診療報酬改定の議論が進む中、入院1日当たりの医療費(以下、1日単価)は増加しているが、平均在院日数が減少傾向にある資料が示された(図表1)。薬剤費、材料費が大きくなる中、病院経営を改善していくためには1日単価の向上は必…
「pr@ghc-j.com」の記事
知らないと収益半減、認知症医療の質と経営を向上させる盲点は「算定密度」
2018年度診療報酬・介護報酬改定の最新情報が続々と出てくる中、今回は「重点分野・個別分野にかかる質の高い医療提供の推進」項目に明記されている、認知症への質の高い医療推進に関連した「認知症ケア加算」に焦点を合わせる。 …
効果的な在院日数短縮の3ステップ
はじめに 急性期病院にとって、在院日数の短縮は▼DPC日当点▼重症度、医療・看護必要度▼基礎係数(診療密度)▼機能評価係数II(効率性指数)―と複合的観点から優先順位が高い。 一方で、在院日数を短縮することで空いてしまう…
もう抜き打ち検査は怖くない、3ステップで理解できる看護必要度データ精度向上の手順
6月初旬、全国の急性期病院のHファイルとDPCデータとを紐づけてチェックし、当局が再提出を求めてきたことは記憶に新しい。結果的に不問となったとはいえ、修正期間10日で、5,000件、2万件、中には10万件以上の再確認・修…
できるデータアナライザーは俯瞰の初動が違う、病院経営改善の第一歩
DPC データ、手術データ、外来データ、財務データなどさまざまなデータが院内には在している。病院経営には「現状把握⇒原因の特定⇒カイゼン策の検討⇒実行」が必要だといわれているが、医事課、診療情報管理室などに配属になったと…
ケアユニットの最適な病床管理とは、ベンチマーク分析で 考察~次回改定に向けて現状の運用を可視化する~
2018年度診療報酬改定に向けた議論が中医協で本格化しつつある。第342回(平成28年12月21日)で示された「平成30年度診療報酬改定に向けた検討項目」及び、その後の議論を踏まえる限り、次回の改定でも、「病床機能分化の…