はじめに 急性期病院にとって、在院日数の短縮は▼DPC日当点▼重症度、医療・看護必要度▼基礎係数(診療密度)▼機能評価係数II(効率性指数)―と複合的観点から優先順位が高い。 一方で、在院日数を短縮することで空いてしまう…
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もう抜き打ち検査は怖くない、3ステップで理解できる看護必要度データ精度向上の手順
6月初旬、全国の急性期病院のHファイルとDPCデータとを紐づけてチェックし、当局が再提出を求めてきたことは記憶に新しい。結果的に不問となったとはいえ、修正期間10日で、5,000件、2万件、中には10万件以上の再確認・修…
できるデータアナライザーは俯瞰の初動が違う、病院経営改善の第一歩
DPC データ、手術データ、外来データ、財務データなどさまざまなデータが院内には在している。病院経営には「現状把握⇒原因の特定⇒カイゼン策の検討⇒実行」が必要だといわれているが、医事課、診療情報管理室などに配属になったと…
ケアユニットの最適な病床管理とは、ベンチマーク分析で 考察~次回改定に向けて現状の運用を可視化する~
2018年度診療報酬改定に向けた議論が中医協で本格化しつつある。第342回(平成28年12月21日)で示された「平成30年度診療報酬改定に向けた検討項目」及び、その後の議論を踏まえる限り、次回の改定でも、「病床機能分化の…
ハイリスク薬の薬剤管理指導料算定向上を目指そう!
2017年4月6日に公開された「新たな医療の在り方を踏まえた 医師・看護師等の働き方ビジョン検討会 報告書」では、薬剤師の生産性と付加価値の向上についてあるべき姿が下記のように明記された。 ● 人材不足に対応しうる効…
「緊急入院率」を可視化して救急医療係数向上を目指そう!
2018 年度診療報酬改定で暫定調整係数は廃止され、その分が機能評価係数Ⅱに置き換わることはすでに周知のことであり、急性期らしさが評価される本係数の経営に対するインパクトは益々大きくなる。今回は、病院ダッシュボードを使っ…