DPC制度への参加基準として「適切なコーディングに関する委員会」の設置と年4回以上の開催が求められています(「DPC制度への参加等の手続きについて」保医発0327第12号、令和6年3月27日)。委員会ではどのようなテーマを扱えばよいのか、どんな資料を準備すべきか――。その準備で悩む担当者も実際少なくありません。そこで今回は、効率的な準備と効果的な委員会運営について解説します。
「DPC委員会」「コーディング委員会」等、呼び方は病院により様々ですが、「適切なコーディングを行う体制を確保する」ことはDPC制度下での病院経営にとって重要な意味をもつため、ここではコーディングを超えたDPCに関する検証と適正化のための委員会として捉えるために「DPC委員会」という表現で統一します。
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