10月より各病院から「病院指標」が公表される。この指標は、機能評価係数IIの保険医療係数の一つとして、今年度より新設された指標だ。厚生労働省から指定された指標は以下の7つになる。 (1)年齢階級別退院患者数 (2)診断…
2016年
新設加算やDPC疾患別分析など16年度制度で分析可能に、各種機能をバージョンアップ
2016年度診療報酬改定を経て、各病院による2016年4月以降のデータ提出が始まった。「病院ダッシュボード」でも順次、改定に対応したバージョンアップを進めている。7月のバージョンアップでは、2016年度制度でのDPC疾…
【緊急レポート】「短手3」分析で見えた次期診療報酬減の可能性、全体最適化の視点不在では「経営・医療の質」低下も
1入院当たりの診療報酬を包括払いにする米国の「DRG/PPS」が事実上、国内に部分導入されつつあり、国内の「DRG化」が確実に進行している。診療報酬の大半が入院初日に支払われるDPCの点数設定「D方式」(GHCでは、隠…
知らないと医療・介護連携は機能しない、退院支援加算と介護支援連携指導料から考察する重大論点
2016年度診療報酬改定から3か月が経過し、7対1入院基本料算定要件引き上げ、各種加算算定への対応が進んでいる。「今回の改定は何とか乗り切れそうだ」ではなく、これから1年半は医療だけでなく、介護連携にも向き合い、18年…
「収益横ばい、費用増大」の現状どう改善すべきか ~財務分析機能の活用事例(後編)~
6月号の病院ダッシュボード ワンポイントレッスンでは、自院の昨年度までの経営状況をどのように振り返れば良いか、A病院の損益計算書から得られる考察を基に一例を示した(関連記事はこちら)。7月は、後編として、貸借対照表と損…
パス見直し検討すべきDPCコードTOP30、16年度診療報酬改定に対応、重要2疾患をベンチマーク
2016年度診療報酬改定は、DPC制度開始から8度目の改定だった。今回もDPC制度の特徴である期間I、II、IIIの日数設計とその日当点の変更があった。今改定の特徴は、期間IIIの日数が30の倍数に延長されたことである…