「symasuda@ghc-j.com」の記事

疾患を絞って集患戦略を立てよう~地域連携分析 応用編~

早いもので2022年になりました。ここ2年間を振り返ると、病院経営者にとって“激動”の期間でした。新型コロナウイルス感染症が台頭し全国的に入院患者数が減少した20年、21年は第4波、第5波と感染の大波が押し寄せ、そして引…

早期栄養介入管理

今回は、2020年度改定で新たに設けられた早期栄養介入管理加算(400点/1日につき)を取り上げ(図表1)、ICU保有病院のうち本加算がどれくらい算定されているのかを検証する。 図表1 令和2年度診療報酬改定 本加算は、…

集患につなげる地域連携分析

新型コロナウイルス拡大の影響による疾患構成の変化、患者数の減少、コロナ患者受け入れのための病床再編等――。コロナ禍で病院の経営状況は大きく変わりましたが、状況がようやく落ち着きを見せ始めています。そんな今だからこそ、これ…

急性期一般入院料算定病床とICU等の適正化

先月の特集に引き続き、2022年度診療報酬改定の先読み分析を行う。今月のテーマは治療室の適正病床数だ。診療報酬改定の最大の焦点は昨今、急性期一般入院料1の施設基準となっている。患者の状態と医療提供側の業務負担を考慮した「…

特別食加算算定UPの食種類別アプローチ

入院患者に対して、栄養管理の観点から提供される特別食。病態に応じた制限食の提供は、退院後の栄養管理指導的な意義も含まれます。病院ダッシュボードχで特別食加算の算定率を分析すると、医療機関によって取り組みが大きく異なること…

2022年度診療報酬改定対応 スタートダッシュのため
~せん妄ハイリスク患者ケア加算からみる 2020年度改定対応振り返り~

2022年度診療報酬改定の議論も活発になってきている。具体的な診療報酬改定対応が始まる前に実施しなければいけないことは、「前回改定対応の振り返り」と「次回改定にどう活かすかという検討」である。 今月は2020年度改定で新…